香十徳

香十徳

香道に関する十の得。

 

古くから香に関する訓や効用を記したもので、

 

香りは量ではなく、質が重要としている。

 

1)感格鬼神 感は鬼神に格(いた)る - 感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる

 

2)清淨心身 心身を清浄にす - 心身を清く浄化する

 

3)能除汚穢 よく汚穢(おわい)を除く - 穢(けが)れをとりのぞく

 

4)能覺睡眠 よく睡眠を覚ます - 眠気を覚ます

 

5)静中成友 静中に友と成る - 孤独感を拭う

 

6)塵裏偸間 塵裏に閑(ひま)をぬすむ - 忙しいときも和ませる

 

7)多而不厭 多くして厭(いと)わず - 多くあっても邪魔にならない

 

8)[寡而為足 少なくて足れりと為す - 少なくても十分香りを放つ

 

9)久蔵不朽 久しく蔵(たくわ)えて朽ちず - 長い間保存しても朽ちない

 

10)常用無障 常に用いて障(さわり)無し - 常用しても無害

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