利休道歌(りきゅうどうか=利休百首)

利休道歌(りきゅうどうか=利休百首)

千利休の教えをはじめての人にもわかりやすく、

 

おぼえやすいように、和歌の形にしたもの。

 

百首のうちの十首を紹介します。

 

(1)その道に入らんと思う心こそわが身ながらの師匠なりけれ

 

(2)稽古とは一より習い十を知り十よりかえるもとのその一

 

(3)はぢをすて人に物とい習ふべし、是ぞ上手の基なりける

 

(4)茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて飲むばかりなることと知るべし 

 

(5)茶はさびて心はあつくもてなせよ道具はいつも有合にせよ

 

(6)点前には重きを軽く軽きをば重く扱ふ味ひをしれ

 

(7)何にても置き付けかえる手離れは恋しき人にわかるると知れ

 

(8)右の手を扱ふ時はわが心左の方にあるとしるべし

 

(9)茶入又茶筅のかねをよくも知れあとに残せる道具目当てに

 

(10)水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝柄杓と心あたらしきよし

 

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