人形浄瑠璃
人形浄瑠璃は三人で人形を操り、太夫が物語りをうたい、
三味線で伴奏やリズムを奏でる演劇で、
別名「文楽」と呼ばれています。
1600年ごろ京都の四条河原で、次郎兵衛という人が、
人形を操ったのが人形浄瑠璃の始まりといわれています。
人形浄瑠璃は人の情に訴えかけ、感動をおこさせる物語が中心で、
時代物と世話物に大別できます。
人形浄瑠璃の台本の多くを手がけた近松門左衛門は、
江戸のシェークスピアと呼ばれています。
人間の普遍的な姿や心情を浮き彫りにさせて、
登場人物を通して、世相や事件をドラマにしたてていきました。
元禄時代以降に人気が沸騰し、名作が上演されました。
戦争前後一時期途絶えたのですが、
国と大阪府、大阪市、NHKによって、1963年(昭和38年)
保護育成されることになりました。
2003年(平成15年)にはユネスコの世界無形文化遺産に宣言されました。
現在上演されるのは、東京の国立劇場と、
大阪の国立文楽劇場の2箇所です。
有名な作品は、
「菅原伝授手習鑑」
「義経千本桜」
「仮名手本忠臣蔵」などです。
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